こんばんわ。
2021年も、もう半年が過ぎようとしてる現実を受け入れるのに、半年ほどかかりそうなダニエルズアルバ小谷です。
入社して半年でもある
気分はまだ2019の途中
ちょっと長めに書くわよ
さて。
今日は『「流儀」と「身についたもの」』というテーマでお話ししたいと思います。
実は僕は今年で飲食キャリア10年目という一つの節目に差し掛かっています。まだまだ若輩者のひよっこではありますが、10年のキャリアで自身に芽生えた『流儀』と『身についたもの』について振り返ってみました。先に言っておきますと、特に何かためになる話でありません笑。変なこと考えてるやつだと思ってみてください。
「ギュッッ!」としたら3年くらい。
早く本題に入れ
▼『流儀』
自分のもの、なんて「無」と思うんです。自分だけの料理やサービスなんて無いんです。
今僕たちが扱ってる食材はどこかの農家さんが一生懸命作ったもので、
どこかの業者さんが一生懸命運んでくれたもので、
会社のみんなで頑張って働いて出した利益で、
それを購入できて、
それを価値ある料理にしてくれる人がいてくれて、
その価値をお客様にきちんと伝えてくれる人がいてくれて、
そして、それを求めて来てくれるお客様に
関わってくれた全ての人たちの期待を込めて、価値を届けてる。
それが僕の役割だと思っております。
そして、そこを追求したお店や料理人やサービスマンの事を、マーケットがリスペクトしてくれる。
そうあってくれると素敵な世界だと思っています。。
僕は、自分の夢を叶える飲食店を作りたいとは思わない。
僕が作りたいのは、お客様の夢を叶える飲食店です。
関わってくれる生産者さん、業者さん、スタッフさん、みんなでお客様の夢を叶える飲食店。
僕だったら、そういうお店に行きたいと思います。
それが僕の『流儀』
もうちょっとだけ続くんじゃ(亀)
▼『身についたもの』
飲食業に10年勤めていたとはいっても、何でもできるわけではありません。僕ができることなんてたかが知れてますが、10年「何を」やってきたのかを振り返ると、ほとんどが「何かの紹介(説明)」です。
僕はほとんどサービス側の畑で働いてきたのですが、振り返って考えてみるとずっと「何かの紹介(説明)」をしていたんです。
お酒の紹介、料理の説明、食材の説明、生産者さんの紹介、料理人の紹介、会社の紹介などなど、上げだしたらきりがないくらいです。
そんなことをずっとやってたもんですから、僕は『何かを紹介(説明)』するスキルが勝手にめちゃめちゃ身についたんです。
一度読んだ本や漫画をわかりやすく説明するのとかは超得意分野です。
ストーリー大事
語りだすと長いから止めてね
ここで最近ふと気づいたことがあります。
それはいままで紹介してきたものは『他人の作品』だということです。
ずっと誰かの作った価値や作品を紹介し、売り続けていたんですね。そしてお金をもらっている。
こんなことに気づくのにとても時間がかかってしまいました。
僕は何かを作るスキルは持ってないからこそ、何かを作ることができる人にとてもリスペクトをしており、自分だけで仕事してなくてよかった~と今とても安心しています。
みなさんいつもアリガトウ
そろそろ締めなきゃ
そんなこんなで10年目突入です。
こんなへんてこな流儀を持ち、他人の作品を紹介し続けてきた僕の考える次の打ち手は『本気で自分の作品を作ったら』です。
ということで、コロナも続いて大変な時期ですが、引き続きグラマラスな食をお届けしてまいります!
現場からは以上で~す。
写真は本文とちょっとしか関係ありません
こんなの作ってみようかしら
視点を変えるとおもしろいですね
発送の逆転
青い道
2枚目の写真はマジで関係ありません
ただ、なんとも言えんバランスだなーと笑