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ソムリエ米津のワインのすすめ~ブドウ畑でつかまえて~vol.7

2017年9月4日 

【山のワイン】

皆さま、こんにちは!
秋めいてきましたね(´∀`)

 

さて、今回は前回の「海のワイン」に続き、「山のワイン」についてです♪

 

・海のワインのおさらい

 

まずは「海のワイン」のポイントを簡単におさらいしておきましょう♪

 

1 「海のワイン」は海の近くの畑で造られたワイン
2 海風の影響で潮の香りを帯びたものがある
3 その潮の香りが海産物とよくマッチする
4 具体的にはシチリアの「ネロダーヴォラ」やマルケの「ヴェルディッキオ」、他にもサルディーニャ、プーリア、リグーリアなどなど

 

詳しくは前回のブログをご覧くださいね☆

 

・山のワイン

 

というわけで、山のワインですが、これはもちろん、畑が山にあるワインのことですね♪
海から離れ標高が高くなると、昼夜の寒暖差が大きくなります。
ここが大事なポイントでして、寒暖差が大きくなると、ブドウが凝縮感をもち、ぐっと引き締まります。
具体的には、酸味がシャープになり、すっきりとした印象になるのです。

 

「海のワイン」でちょっとだけ触れましたが、
海のワインが全体的にふんわりと優しい印象なのに対して、
山のワインはキリッとシャープで固いイメージです。
よく言われるワインの「ミネラル感」も、
海のワインが「海塩」のようなミネラル感なのに対して、
山のワインは例えば「岩塩」のような、より鉱物的な硬く、鋭いイメージになります。

 

・産地でいうと…

 

イタリアなら、「バローロ」「バルバレスコ」に代表されるピエモンテ州、また、トスカーナ州の「キアンティ」、白ワインなら「ソアーヴェ」もそうですね。
他にも、「ソアーヴェ」と同じヴェネト州の「ヴァルポリチェッラ」や、カンパーニャ州のタウラージも山のワインです♪

 

またおもしろいのは、前回出てきたマルケの「ヴェルディッキオ」にも海側の産地「ヴェルディッキオ ディ カステッリ ディ イェージ」と山側の産地「ヴェルディッキオ ディ マテリカ」の2つのDOCがあり、それぞれに違った個性がみえます。
「イェージ」と「マテリカ」を比べると、先ほどの「ミネラル感」がより顕著にわかります♪

 

他にもフランスのブルゴーニュも山のワインと言えますね。
総じて言えるのは厳格な、偉大なワインの多くは山のワインである、ということです☆
(もちろん、そうでないものもあります。例えばボルドーなんかは「海のワイン」とは言えないものの大きな河が近くにあり、「海のワイン」の特徴も持っています)

 

・山のワインとお料理

 

とはいえ、基本は海のワインと同じように、難しいことは考えず、まずは山のワインには山のものを合わせましょう♪

 

例えば、ジビエ料理やチーズ、キノコなどですね。
ジビエでも、特に猪ですと「キアンティ」、煮込み料理ですと「バローロ」「バルバレスコ」などがいいでしょう♪

 

お魚も同じように、夏ですと鮎は「ヴェルディッキオ」でも「イェージ」よりも「マテリカ」の方がしっくりきます☆

 

そんなこんなで、今回は個の辺りで。
それでは皆さま、よいワインライフを♪

 

 

 

 

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